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Close Up 編集長ぉ!
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vol.25 関西
グラン・レコ 編集長 山田 岳人
『グラン・レコ』創刊の秘話を教えてください。
3年前に私の父親が、勤務していた大手企業を定年退職しました。父親は仕事ばかりで…一緒にキャッチボールした記憶すらないんです。普通に考えたら、息子は父親とキャッチボールをするじゃないですか?実は、母親とキャッチボールをした記憶しかないんです。だからといって、私は父親を恨んではいませんし、むしろその世代の人達は、仕事に追われる毎日で仕方がなかったのでしょう。むしろ、自分を犠牲にし、私を育ててくれた父親には本当に感謝しています。

冒頭でも述べましたが、仕事漬けだった父親は、定年退職後、一生懸命働いてきたにも関わらず、なぜか家に居づらそうでした。家に居ることこそが後ろめたいのでしょうか。仕事をしていないことに罪悪感を感じてしまい、きっと今、何をしたらいいのかがよく分からないのでしょうね。

そこで考えました。初めはフリーペーパーを作る発想ではなく、まずは会社を作り、父親世代を雇用し、保有する人脈を活かしたビジネスを展開できないものかと…

しかし、今、何をしたらいいのかがよく分からない世代が目の前にいるわけじゃないですか?我々のミッションは、父親世代への情報提供をすることではないか?と思考するに至ったのですね。もちろん団塊世代をターゲットに狙う企業が出始めている、という市場も分析していました。

さて“シニア”といえば、どこかマイナス的イメージで捉えられがちですが、同時に団塊世代もその“シニア”世代に含まれます。しかし団塊世代は元気で健康なんです。まだまだこれからどんどん遊べますし、活躍できますよ!私はそこにビジネスチャンスを見出したのです。

既述のように団塊世代は、今、何をしたらいいのかがよく分からないだけなんです。そこで私は団塊世代をシニア世代と呼ばず“グラン世代”と名づけ、そのアクティブ(行動的)な団塊世代を読者ターゲットに、我々が“グラン世代”に推薦(レコメンド)できる誌面で、出版業界に殴りこみをかけよう!と思いました。

こうして『グラン・レコ』は生まれました。
『グラン・レコ』の誌面づくりでこだわる点は?
一言で言えば伝わる表現ですね。
これまで“グラン世代”を読者ターゲットにしたフリーペーパーがなかっただけに、人生を一旦リタイアした後に再度チャレンジを促すスタイルを提案します。一種の布教活動に近いのかもしれません。

その布教活動的意味合いから、例えば「〜って知っていますか?」とか「ご存知ですか?巷で有名な…」など“問いかけ”を意識しています。

もちろん障害はあるわけで…『グラン・レコ』は、上質な紙を使用していますので、どうしても有料誌と勘違いされ、ゴルフ場などでは設置してあるラックから手にとって読んでいただけるものの、そのままラックに返してしまうケースもあったりするようです。ここもフリーペーパーという文化が団塊世代にまだまだ認知されていないのでしょう。フリーペーパーという文化を『グラン・レコ』が団塊世代に根付かせていきたいですね。

あと…そうですねぇ。よく芸能人をモデルにするじゃないですか?『グラン・レコ』は、読者をモデルにします。
3号は「ゴルフ特集」で表紙はゴルフをする“おっちゃん”なんですが、すべて読者でモデル経験もない素人さんです。でも皆さんいい顔してるでしょ?

2号の「JAZZ特集」でも読者にモデルとして出ていただいて…こうして読者をモデルに起用することで、読者同士の口コミにもつながり、いい意味での相乗効果を生むのではないか?と期待しています。

笑い話ですが…2号目の読者からは「『グラン・レコ』はJAZZ専門ではないのか!」とご指摘を受けるケースがありましたが…JAZZ専門ではありません(笑)勘違いされるほど読んでいただけていると実感できましたし、嬉しい限りです。
今月の人
グラン・レコ編集長ぉ! 山田様
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かなりスッキリしたデスクです。几帳面でしょうか?
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「読者のモデルさん、いい顔してるでしょ?」
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さすが!バリバリ営業という感じです
広告効果はいかがなものでしょうか?
とある企業さんでは、結構高額な商品にも関わらず、なんと20件近い読者からの問い合わせがいただけたり、また別の企業さんでは、2Pの見開き広告で掲載いただき、1件でも成約できればよかった高額商品が、わずか1週間で成約にこぎつけてしまい、さらに広告効果が期待できるなど、広告主からは驚きの反響をいただいております。

もちろん、すべての広告に対して効果を保証できるわけではありませんし、特に純広告というのは難しいですね。単なるスペースブローカー的発想で臨んでいては、全くといっていいほど効果は出ないのですよ。

だからこそではないですが、読者に伝わるように、半分記事、半分広告というスタンスを堅持しつつ、記事と広告を連動させて広告効果を高めていきたいですね。

また、読者プロフィールもようやく準備できました。『グラン・レコ』公式WEBサイトやの誌面内にある定期購読申込フォーマットで取得した読者属性です。驚きだったのは、意外なことに50代60代の団塊世代のパソコン所有率が高いんです。“媒体から情報をキャッチし、インターネットで申込む”あるいは“媒体・インターネットで情報をキャッチし、現地で申込む”など紙媒体とWEBサイトを両輪でケアしていくことが重要と考えますね。
主に広告営業はどのようにされていますか?
私はかつて某大手出版社に勤務していた経験からなのか、癖になってしまっているのか分かりませんが、営業マンには常に効果測定を実施させています。その他では新聞・雑誌の切り抜きなどを常に持ち歩かせています。

勝負のポイントは、その効果測定に加え、どれだけ読者属性を把握し、かつ広告主へのアンテナを張り、広告主に物怖じせずターゲットを明確に提示し、バリバリ営業する、というところですね。

新聞・雑誌に広告掲載する広告主は、基本的に広告にお金を出すということに慣れているのですよ。だからこその新聞・雑誌の切り抜きであり、それが広告主へのアンテナでもあり、あとは一生懸命営業する、ということですね。
最後に『グラン・レコ』の今後の展望をお聞かせください。
今は営業だけの組織で、誌面の制作はすべて外注しています。よって、いずれは社内で制作できる体制をつくりたいです。

これは夢ですが、東京に進出したいですね。強がりに聞こえるでしょうが…負ける気はしません。というか勝ちます!
grand reco(グラン・レコ)の紹介ページを見る
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